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【ダンダダン】1巻あらすじ・ネタバレ、読んだ感想をレビュー

 

案内人
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あなたはオカルトが好きですか?

UMAに幽霊にばけもの、世の中にはまだ科学では解き明かされてない不思議がいっぱいあります

そんな神秘の数々に切り込んでいくJKとヘタレバディの活躍を描く漫画、龍幸伸の「ダンダダン」をご紹介します

 

 

「ダンダダン」あらすじ

拝み屋の祖母に鍛えられた女子高生・綾瀬桃は自分の体験としてオカルトを信じていました。

彼女は映画俳優の高倉健の大ファンで、高倉健に似ている男にすぐ惚れてしまいます。

しかし桃が好きになる男はすぐラブホに誘ってきたり、中身はとても健さんのような男前とはいえません。

ある日桃は地味で根暗なメガネ君がいじめられている現場に遭遇、堂々と睨みを利かせていじめっ子たちを追い払います。

それをきっかけにいじめられっ子・オカルンと親しくなった桃。

オカルンはUFO大好きで宇宙人の存在を全面的に信じていますが、幽霊となると絶対いるわけないと否定。

むきになった桃は幽霊の存在を実証するため、心霊スポットと名高い地元のトンネルに向かうのですが……。

 

幽霊肯定派の女子校生・綾瀬桃と、同級生の怪奇現象オタク・オカルト君。互いに否定するUFOと怪異を信じさせるため、桃はUFOスポットの病院廃墟へ、オカルト君は心霊スポットのトンネルへ行くのだが…。運命の恋が始まる!? オカルティック怪奇バトル開幕!

出典:Amazon

 

「ダンダダン」登場人物

【綾瀬桃】 気が強く勝気な女子高生。護身術の達人です。往年の映画俳優の高倉健が大好きで、健さん似の男にしかときめきません。

【オカルン】 UFOや宇宙人マニアな事からオカルンと呼ばれるヘタレで眼鏡でちびな少年。自分の好きな事を喋り出すと止まらなくなるオタク。桃に一途な想いを秘めています。

【ジジ】 桃の幼馴染で陽気なパリピイケメン。怪異が纏わる事件に巻き込まれています。

 

 

「ダンダダン」ネタバレ感想

龍幸伸が「ダンダダン」は少年ジャンプ+で絶賛連載されてるオカルトラブコメ漫画。

本作の魅力はやはりなんといってもダイナミックな構図!バトルシーンの見せ方がずばぬけて上手く、アングルがぐるぐる動く迫力では他の追随を許しません。

龍幸伸の突出した画力が存分に生かされた絵作りは、見ているだけで血沸き肉躍ります。

エキサイティングなアクションは大友克洋「AKIRA」にも通じるかっこよさで、読者の心を掴んで離しません。

そしてキャラクターも魅力的。本作はダブル主人公ものながら、ヒロインも兼ねる桃の嗜好が些か特殊。

基本的な価値観や言動はイマドキJKを踏襲しているのに、一緒に暮らしてる祖母の影響で高倉健大好きで、健さん似の男子にすぐときめいてしまうちょろさが笑えます。

そんなある意味純情一直線なちょろイン(ちょろい+ヒロイン)桃が、時に健さんのように渋く寡黙になるオカルンにドキッとする描写が甘酸っぱく、ラブコメ成分が補給できました。

オカルンの方も良き理解者である桃を大事に思っているのが伝わってきて、彼女のピンチには一肌脱ぐ男気を見せてくれます。

こんな二人のドタバタ模様が実に痛快!宇宙人や幽霊、ならびに洒落怖の怪異ネタなどオカルト全般を取り扱った話なのでホラー好きなら面白く読めます。

序盤で退治されたターボばばあが、のちにマスコットキャラ化して仲間になったのは爆笑しました。

さらに本作は変身要素もあり、怪異と融合したオカルトはピンチに追い込まれるやクールにパワーアップ。

それまでのオドオドヘタレ男子から俺様オラオラ系に豹変し、強引ながら頼りがいある言動で桃をドキドキさせます。

現代風にアップデートされた「三ツ目がとおる」といえば、雰囲気が伝わりやすいでしょうか?

走る人体模型に代表される学校の七不思議の定番も押さえており、桃とオカルンの凸凹コンビが体当たりで調査に取り組む様は、青春真っ只中の爽やかさと冒険活劇のスリルが合わさってたまりませんでした。

ハイテンションな下ネタや性的表現のきわどさで好き嫌いが分かれるかもしれませんが、面白いのは断言できます。

まだ巻数も少ないので、今からでも追い付いてドハマリしてください!

 

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