今回は、あのメンタリストDaiGoさんの作品の中でも特に人気を誇る
人を操る禁断の文章術
人を惹きつける文章テクニックが学べます。
人を操る禁断の文章術を読んだ感想
DaiGoさんと言えば、人の心を巧みに誘導する印象があると思います。
私たちにはそのようなことは真似出来ませんが、文章に限っては容易に習得できてしまいます。
恋人とのLINEや上司とのメールなどいろんな場面で使える、最強の文章を学んでいきましょう
前置きしておきますが、本書はきれいで丁寧な文章を教えてくれるものではありません。
多数の人の心に残る文章を教えてくれるものです。今回は、そんな文章の作り方を1部ご紹介します。
文章はきれいに書くな
あなたは、贈り物に添えられて文章や家族への近況報告を問う1言など覚えていますか?
当たり障りのないことが書いてあったとしか覚えていないと思います。
きれいな文章は素晴らしいのですが、誰の心にも響かないという最大のデメリットが存在するのです。
では、どのような文章が心に残るのでしょうか。
それは感情に訴えた文章です。
贈り物に1言添えるなら「これ、キムタクが愛用しているらしいよ。」と
上司に食事に連れて行ってもらった後の文章なら「この間はありがとうございました。ナイフを入れた瞬間、肉汁がジュワっとあふれるハンバーグ、びっくりするおいしさでした。」
など、相手が尊敬している人を書いたり、「肉汁がジュワっと」と食べている瞬間を想像させたりなど、とてもきれいな文章とはいえませんが、相手の心にはグサッと刺さることでしょう。
興味で相手の心をつかめ
文字通り相手の好きなものや趣味などで興味をひいて、デートに誘ったりビジネスを有利にしたりすることが出来ます。
昔は好きなものや趣味を知るだけでもひと手間でしたが、今はTwitterやインスタで知ることが出来ます。
例えば、気になっている異性がTwitterでピザを食べたいとつぶやいていたら、普通に
「今度食事にでも行きませんか?」と誘うのと、
「最近、石窯で焼くパリパリのナポリタンのお店を見つけたのですが、一緒に行きませんか?」と誘うのでは、
間違いなく後者の方が心に刺さるでしょう。
相手がSNSを使っていない場合や、興味あるものが分からない場合でも方法はあります。
勤め先の地域の特徴を調べたり、出身地の特産を調べたり、何度か話したことのある人なら過去の会話が何よりのヒントになります。
旦那さんや奥さんの話や子供の部活動などから広げていくことも出来るでしょう。
文章を書くときのテクニック
書き出しはポジティブに
ライブの最初のつかみや営業マンが笑顔で話しかけるのが重要であるように文章でも書き出しが重要です。
「お疲れ様です。先日の会議の件ですが・・・」という書き出しより、「おはようございます!先日の会議の件ですが・・・」とすると印象が良く文章を読んでくれるでしょう。
挨拶以外にも「あなたのおかげで生まれた初めて○○できました。」や「もっとお話ししたかったのですが、」なども好印象をあたえてくれます。
話しかけるように書く
話しかけるように書くとは、「きれいに書かない」の応用です。
会話文を文章にするだけで一気に説得力が上がります。
理科の教科書の内容よりマンガの内容を覚えている理由は、そのためです。
ですが、会話文を文章にすると聞くと難しく聞こえますが、このテクニックは練習して身につけるのが最も効果的です。
練習方法は、「相棒」のような人気作品の会話を文章に書き起こす練習をすると一気に向上します。
「きれいに書かない」や「あいての興味を調べる」などご紹介しましたが、これは「人を操る禁断の文章術」のほんの一部に過ぎません。
より使いやすく効果的なテクニック存在します。
ぜひ本書を購入して、メンタリストDaiGoの文章力を手に入れましょう。