ミステリー小説、推理小説の醍醐味といえば
「謎解き」
犯行のトリックや動機、犯人を予想することが面白く、いつの間にか小説の世界に引き込まれています
叙述トリックを駆使したどんでん返しや、張り巡らせた伏線を回収していくスピーディな展開、交差する二つの物語が交わり合い、やがて点が線で結ばれた時に
謎が解けて「あぁ〜なるほどー!面白〜い」と満足感を得られることでしょう
今回はそんな推理小説を世に送り出している日本を代表するミステリー推理作家を厳選し、おすすめの5作品をランキングでご紹介したいと思います。
推理小説家ミステリー作家おすすめ10選 作品ランキングTOP5
それではおすすめの小説家と作品5つを厳選してご紹介します
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綾辻行人
第1位
1987年に出版された綾辻行人のデビュー作となる長篇小説。館シリーズの第一作で多く推理小説家に影響を与えた傑作。
角島にある十角館に訪れたミステリ研究会のメンバー七人、次々と殺されていくメンバーと不可解な死を遂げた建築家との因果関係は…。綾辻作品を象徴する叙述トリックを使ったどんでん返しは必読です。
第1位 十角館の殺人
第2位 Another
第3位 緋色の囁き
第4位 迷路館の殺人
第5位 フリークス
東野圭吾
第1位
発行部数200万部を突破した東野圭吾の代表作。映画やドラマ化もされ、お隣韓国でも大ヒットした作品です。
1973年に大阪の廃墟ビルで殺された男、事件は未解決のまま時は流れ。加害者の息子と容疑者の娘の行動が次第に明らかになっていく。緻密に張り巡らされた伏線を見事に回収していく様はまさに圧巻、東野圭吾作品を読むならまず「白夜行」から
第1位 白夜行
第2位 手紙
第3位 容疑者Xの献身
第4位 流星の絆
第5位 秘密
※東野圭吾電子書籍は7作品のみ
伊坂幸太郎
第1位
「グラスホッパー」「マリアビートル」に続く殺し屋シリーズ第三弾となる全5編の連作短編小説。
表向きは普通の営業マンだが、裏の顔は一流の殺し屋「兜」、一方で家庭では恐妻の顔色を伺いビクビクしながら生活を送っている。不本意ながら殺し屋を続けざるをえない男の葛藤と家族愛を描いた作品。冷静な殺し屋の顔と怯えた家庭でのギャップも見どころ。伊坂ワールド全開珠玉の伏線回収劇をご覧ください
第1位 AX アックス
第2位 重力ピエロ
第3位 ラッシュライフ
第4位 フーガはユーガ
第5位 マリアビートル
宮部みゆき
第1位
火車(かしゃ)は、第6回山本周五郎賞を受賞したミステリー史に残る最高傑作で、多重債務を題材とした社会派ミステリー。
休職中の刑事本間のもとに失踪した婚約者を探して欲しいと遠縁の和也から連絡が入る。調べていくうちにその婚約者の女性は名前を偽っていたことが判明。なぜ他人になりすましたのか…。本書は600ページ弱にも及ぶ本ですが、読む手が止まらなくなり一気読みしてしまうほど面白い作品でした
第1位 火車
第2位 レベル7
第3位 理由
第4位 模倣犯
第5位 ソロモンの偽証
※宮部みゆき作品の電子書籍試し読みはまだ無いのでAudibleの無料体験を是非
湊かなえ
第1位
読み終わりがイヤな気分になるミステリー「イヤミス」。イヤミスの女王、湊かなえ衝撃のデビュー作。
物語は中学校の女性教師森口がホームルームの時間に「愛する娘がこのクラスの生徒に殺されました」と告白して始まる。その生徒は教え子AとB。森口は警察に通報せず自らの手で復習をしていく。決して誰も救われる事はない、これぞイヤミスといった読後感が癖になる作品です
第1位 告白
第2位 Nのために
第3位 リバース
第4位 花の鎖
第5位 少女
米澤穂信
第1位
米澤穂信2001年デビュー作で古典部シリーズ第一弾となる青春ミステリ小説。
主人公の折木奉太郎は、必要の無いことはやらない省エネ主義。高校生になった奉太郎は姉の誘いで古典部に入部することに。同じく古典部に入部した好奇心旺盛な少女千反田えるたちと共に三十三前の事件の謎に迫る。ミステリといっても殺人事件などは無く、高校生活を題材としたライトで読みやすい作品でした
第1位 氷菓
第2位 満願
第3位 黒牢城
第4位 折れた竜骨
第5位 インシテミル
真梨幸子
第1位
イヤミスの三大女王真梨幸子の50万部を超えるベストセラーサイコサスペンス小説。
一家惨殺事件で生き残った十一歳の少女。重症を負うも一命は取り留めた少女は、やがて十五人もの人間を殺害する猟奇的な殺人鬼へと変貌していく。一体何が少女を伝説の殺人鬼フジコにさせたのか…。イジメや虐待、殺人の話で内容はかなり重たいですが、先が気になって読む手が止まらなくなりました
第1位 殺人鬼フジコの衝動
第2位 孤虫症
第3位 女ともだち
第4位 人生相談
第5位 ふたり狂い
貴志祐介
第1位
ホラーやSF、ミステリーと様々なジャンルの小説が出版され映像化作品も多い人気の小説家。トリック好きにはたまらない防犯探偵榎本シリーズからサバイバルホラーまでおすすめ作品は多数。
顧客の家に呼びだされた保険会社社員若槻は偶然にも首吊り死体の第一発見者となってしまう。しかし不審に思った若槻は独自調査に乗り出すが…。生理的嫌悪を催す描写や筆舌し難い鬼畜の所業の数々、怖いもの見たさでぜひ味わってみてください
第1位 黒い家 (ホラー)
第2位 新世界より (SF)
第3位 青の炎 (ミステリ)
第4位 天使の囀り (ホラー)
第5位 硝子のハンマー (榎本シリーズ)
今村昌弘
第1位
2017年デビュー作にしてミステリー賞3冠を達成した同作。斬新なクローズドサークル設定になっているところも見所のひとつ。
神紅大学ミステリ愛好会の明智と葉村は、探偵少女剣崎と共に映画研究部の夏合宿に参加するため山奥のペンション紫湛荘を訪れる。そこで想像もしない事態が起こりペンションに閉じ込められることに。逃げ場の無い空間で次々と殺されていくメンバー達…。神木隆之介主演で映画化もされているので気になった方は是非U-NEXTで
第1位 屍人荘の殺人
第2位 魔眼の匣の殺人
第3位 兇人邸の殺人
第4位 ネメシス1
第5位 (映画)屍人荘の殺人
有栖川有栖
第1位
有栖川作品は「火村シリーズ」や「国名シリーズ」「学生アリスシリーズ」などシリーズ化しているのが特徴。46番目の密室は火村英生シリーズの記念すべき第一作。
45にも及ぶ密室トリックを発表した推理小説界の巨匠が別荘で行われたパーティーの後に殺された。奇しくも自らがが考えた46番目の密室トリックによって。果たして密室トリックの謎と驚きの真犯人の正体とは…。相性抜群の火村とアリスの掛け合いも必見です
第1位 46番目の密室
第2位 月光ゲーム―Yの悲劇’88
第3位 双頭の悪魔
第4位 ロシア紅茶の謎
第5位 スイス時計の謎
まとめ
以上、おすすめの小説家と作品をご紹介しました
気になったものがありましたら試し読みしてみてください。映画化作品もU-NEXTかAmazonプライム下の方にリンクありますので是非